
01
環境構築とClaude Codeの基本
GitHubから研修用のプロジェクトを取得し、自分のPCで動かすところから始めます。文言やUIの修正をAIに依頼し、最初の変更をGitで保存するまでを体験します。
重視するポイント
- AIに「安全に・具体的に」変更を依頼する伝え方
- 変更する → 確認する → コミットする、という開発の基本サイクル
この回で得られること
- Claude Codeを使った開発の始め方
- Git / GitHubによる変更管理の基礎
- 開発環境とプロジェクト構成の読み解き方
到達目標ローカルでアプリを表示し、自分の変更をコミットできる。

02
プロトタイプとユーザー導線
誰がどの画面で何をするのか、3種類の利用者のシナリオを整理します。そのうえで固定データを使い、主要画面を行き来できるプロトタイプをClaude Codeで作ります。
重視するポイント
- 実装より先にユーザー導線を固める
- 「今回作らない機能」を明示し、MVPの範囲を固定する
この回で得られること
- アプリに必要な画面構成と導線設計の考え方
- 要件を整理してAIに伝え、形にする進め方
- スコープを絞って素早く作るMVPの実践感覚
到達目標主要画面を移動でき、誰のためのアプリかを自分の言葉で説明できる。

03
ローカルα版とCRUD
アプリの土台となるデータ構造を確認し、ローカルDBへマイグレーションを適用します。データの登録・一覧・詳細・更新・削除という基本機能を実装し、実際に動くα版へ仕上げます。
重視するポイント
- データ構造を理解してからAIに実装を任せる
- 必須入力・文字数制限・エラー表示まで含めて「動く」と言える状態にする
この回で得られること
- DBマイグレーションとCRUD実装の基本
- 入力チェックとエラー表示の実装パターン
- データの流れを意識したアプリの見方
到達目標ローカルDBを使い、投稿からステータス更新までの基本フローが動く。

04
限定公開β版
変更をGitHubへpushし、Cloudflareへデプロイして公開URLを手に入れます。手元では動いていたのに公開すると起きる問題を、ログを手がかりに自分で修正します。
重視するポイント
- 「手元で動く」と「公開しても動く」の差を体感する
- 構造化ログから失敗したリクエストを特定する調査の型
この回で得られること
- デプロイから公開確認までの一連の流れ
- ログを使った問題調査の基礎
- 限定公開に必要なアクセス制御の考え方
到達目標自分専用URLでアプリを表示し、失敗したリクエストをログから特定できる。

05
認証・マルチテナント・権限
ログインとワークスペース所属の関係を整理し、OwnerとMemberの権限差を画面とAPIの両方に適用します。他の組織のデータが決して見えない「テナント分離」を実装します。
重視するポイント
- すべてのデータ取得を認可済みの範囲に制限する
- 「できること」だけでなく「拒否されること」もテストする
この回で得られること
- アプリに不可欠なマルチテナント設計の考え方
- 認証と認可の違いと、権限制御の実装方法
- 攻撃者目線でのセキュリティテストの視点
到達目標Owner / Memberの権限差とテナント分離を、成功・拒否の両ケースで確認できる。

06
管理画面とダッシュボード
検索・絞り込みと件数集計のダッシュボードを実装し、業務で使える管理画面へ発展させます。CSV出力には権限とプランによる二重の制御をかけます。
重視するポイント
- 一覧と集計は業務の意思決定に直結する
- 機能の出し分けは「権限 × プラン」の掛け算で設計する
この回で得られること
- 検索・絞り込み・集計UIの実装パターン
- プランによる有料機能の出し分けの設計
- 管理者向け画面に求められる要件の勘どころ
到達目標業務状況を絞り込み・集計でき、CSV出力がOwnerかつProプランに限定される。

07
決済と有料機能制御
料金ページと申し込み導線を作り、Stripeのテスト環境で実際に決済を体験します。Webhookで契約状態を更新し、プランに応じて機能を解放・制限する仕組みを実装します。
重視するポイント
- 決済の本体は「支払い」ではなく「契約状態の管理」
- テストカードを使い、安全に何度でも検証する
この回で得られること
- Stripe連携とWebhookの仕組み
- 契約状態にもとづく機能制御と課金導線の設計
- アプリのマネタイズを支える実装の型
到達目標テストカードによる契約変更が、プラン制限とCSV出力へ反映される。

08
セキュリティと本番公開準備
認証・認可・入力検証・秘密情報・依存パッケージを総点検し、公開フォームにはレート制限などの対策を追加します。リリースチェックを通し、完成版をデプロイします。
重視するポイント
- 公開前チェックリストを持つことがリリースの質を決める
- ログ・問い合わせ導線・規約まで含めて「公開準備」と捉える
この回で得られること
- セキュリティ点検で見るべき観点の一覧
- 公開フォームを守るレート制限・不正入力対策
- リリース可否を判断する実務のプロセス
到達目標リリースチェックがすべて通り、完成版のURLを共有できる。